前世と今～記憶の鎖～

『いらっしゃいませ！ココでは髪と服装、体型を選択していただきます！』

先ほどの店員とは髪の色が違うキャラが現れた
テンションも高めだ…

『髪の色はこちらになります！』

カツラみたく置かれた髪が、ショウケースの中に並んでいる
先ほどよりも、色がかなり少ないなと思いながら優希はショウケースに近づく
よく見てみると、カツラの前に液晶画面がある…
少し嫌な予感を感じながら、優希は茶色の髪の前に行く

『茶色ですね！では、液晶画面に触れて、どんな茶色が良いか選んでください！』
「…やっぱり…」

優希はため息をつき、液晶画面に触れる
液晶画面の中には、色んなパターンの茶色がある
優希は、パッと見て気に入った色を選択する

『はい、１つ目は茶色ですね！では、後５色選んでください♪』
「え、６色選べるの？」
『はい！目は２つでセットなので、髪より若干少なくなってます！』
「そっか…」

少し疲れながら、優希は銀色と目の色を選んだ

『では、次は髪型を選んでください！』

店員の案内で、髪色のショウケースの横に移動する
これまた、カツラみたいに置かれた髪型のショウケースがあった
ただ、髪型のショウケースの中は、５つしか髪型が無い
そして、髪色と同じように、前に液晶画面がついている

『髪型は６種類まで選べます！』
「髪型６種類って多いなぁ…」
『髪型については、６種類が多い場合は６種類に達しなくても大丈夫です！』
「そう？それは助かるな」

優希は、ショートカットのカテゴリーを選び、髪型を探していく
少し跳ねっ気のある髪型など４種類を選ぶ