前世と今～記憶の鎖～

「４種類でいいや」
『かしこまりました！では、髪については以上でよろしいですか？』

店員が手に持っていた液晶画面を見せる
液晶画面には、今選んだ髪型や髪色を先ほど選んだ顔と合わせてある映像

「うん、それでえぇよ～」
『はい！では、次は体型です！背丈と体重を入力してください！』
(え…面倒やなぁ…)

優希は面倒に思いながらも、案内されたテーブルで身長と体重を記入する

(身長は…前世の身長でいっか…体重は…)

身長と体重を入力すると、パッと入力した情報をもとに作った体型が画面にうつる
いわゆる、普通体型と呼ばれる体型
優希は「OK」を押し設定を終える

『では、最後に服装と服の色をえらんでいただきます！』

店員に、次の部屋へと案内される
そこには沢山の服が所せましと並んでいる

「どうやって選ぶねん…」
『もちろん、検索機能を使ってもらいます！』

備えつけてあった椅子に座り、ココでは見慣れたテーブルについた液晶画面を操作する

(えーっとタイプはカジュアルで…ボトムはズボンやろ～…靴はスニーカーとかショートブーツかな…)
入力していくと、いくつかの服に絞られていく

(へぇ…男女共用ばっかりやなぁ)

優希にとってはありがたい事だった
女の子の服はどうも性に合わないのだ
それに、優希が作ったキャラにも合わない…

『服につきましては、数の制限はございません！気に入ったもおのをお選びください！』
「…何やろう…昔と全然ちゃうよなぁ…」

優希は、言葉に甘え気に入った服を選び、色を選んでいく
色違いもOKなことに気付き、優希はフル活用する