大江戸妖怪物語
発見者「そういえば・・・」
第一発見者はトコトコと路地の端に駆け出した。
発見者「あまり・・・事件と関係あるように思えませんが・・・」
そう言って第一発見者は道端を指差した。
発見者「お泊りに行くときに、この場所に大きな埃が落ちてたんです。・・・やはり事件には関係ないでしょうか?」
警察官「今のところ、はっきりとはわかりませ「絶対に関係あるっ!」
またしても僕は警察の言葉を遮った。警察は今度は僕をギロリと睨んだ。
僕はニ礼した。
警察はまたまた咳ばらいをし、第一発見者のほうに向き直った。
警察官「例えば、死体に違和感などがあったとか、そういうことはわかりますか?」
発見者「違和感ならありました。埃が消えたんです」
第一発見者はさきほどの、埃があったらしい場所を指差した。