大江戸妖怪物語
発見者「あんなに付いてたのに・・・」
警察官「んーむ。まぁ被害者は死ぬ直前に埃塗れの所に行ったか、埃塗れの所に監禁されたか・・・」
悩むように人差し指と親指を顎に当て、首を傾げる。
警察官「全く、奇妙な事「その人は埃塗れの所に行く人じゃない!その人は身分高いんだから、そんなところは好んでもいかないよ。しかもその人は潔癖症で・・・」
またもや僕は口を出した。
警察官「おい」
警察官(地位高そうな人)が警察官(下っ端警察)を2人呼び寄せた。
そして僕の方を指差し、ゴニョゴニョ話している。話し終えて、僕の所に下っ端警察官2人がやって来た。
その2人の内の1人(コイツ細いからガリって呼ぼう)が僕の右腕、もう1人が(かなり体格いいからマッチョと呼ぼう)僕の左腕を拘束した。
神門「やっ、やめろー!」
僕はその2人にひきづられるように人だかりの外へ連れてかれた。
そして、ポイッと捨てられる。
神門「痛ってぇ!」
警察官「捜査の邪魔をしないで頂けるかな?」
ガリは僕の顔を睨みつける。元々迫力無い顔立ちなのか、睨まれても全く恐怖心を煽られない。逆に倒せそうな体つきなのだが、横にマッチョがいるのでそれは自粛しよう。