大江戸妖怪物語
まぁ、寒中水泳する人間は珍しいけどな。
てか、また名前聞くの忘れてた・・・。
僕はもう歳ですか?僕は肩を落としながら、家に帰った。
布団に入り、心の中で手を合わせ、お偉いさんの冥福を祈る。
そして、僕はやけにぐっすりと眠りについた。
そして翌日。
僕は甘深楽へ向かっていた。
綿飴のような埃・・・・というのが気になり、アズ姐に相談しに行くためだ。
あと少しで甘深楽に着きそうになった時、僕は足を止めた。見覚えのある後ろ姿。
釛だった。
釛も僕の気配に気づいたのか、振り返った。
釛「神門!」
釛は満面の笑みで僕に近づいて来る。
神門「おっす・・・ッッ!?!?」
なな、なんと僕の手を釛は握ってきたのだ!これはさすがの僕も動揺するぜベイベー(?)
釛「神門!甘深楽って、今日開いてるかしら?一人じゃ行く勇気無くて・・・」
上目遣い+ウルウル瞳+甘えた声=ノックダウン
Knock down!!!!
神門「なな、のわ・・・なんて甘え方をしてるんdぜぇぶらはっ!」
釛「神門!?どうしたのよ!?鼻血大量生産!?しかも語彙がめちゃくちゃじゃない!!」
僕はツッコミながら鼻血を噴射させた。(我ながら単純なり)
神門「こ・・・釛ッ。鼻血大量生産よりかは、鼻血大量噴射のほうがしっくりくるyッべるしぇぃどぉぉッッ!!」
釛「神門!もう何も話さないでいいから!大変、神門の血が無くなっちゃう」
神門「人間簡単には血は無くならないさぁー・・・」