大江戸妖怪物語



まぁ、寒中水泳する人間は珍しいけどな。

てか、また名前聞くの忘れてた・・・。

僕はもう歳ですか?僕は肩を落としながら、家に帰った。
布団に入り、心の中で手を合わせ、お偉いさんの冥福を祈る。

そして、僕はやけにぐっすりと眠りについた。





そして翌日。




僕は甘深楽へ向かっていた。
綿飴のような埃・・・・というのが気になり、アズ姐に相談しに行くためだ。


あと少しで甘深楽に着きそうになった時、僕は足を止めた。見覚えのある後ろ姿。


釛だった。


釛も僕の気配に気づいたのか、振り返った。

釛「神門!」

釛は満面の笑みで僕に近づいて来る。

神門「おっす・・・ッッ!?!?」


なな、なんと僕の手を釛は握ってきたのだ!これはさすがの僕も動揺するぜベイベー(?)

釛「神門!甘深楽って、今日開いてるかしら?一人じゃ行く勇気無くて・・・」

上目遣い+ウルウル瞳+甘えた声=ノックダウン



Knock down!!!!



神門「なな、のわ・・・なんて甘え方をしてるんdぜぇぶらはっ!」


釛「神門!?どうしたのよ!?鼻血大量生産!?しかも語彙がめちゃくちゃじゃない!!」

僕はツッコミながら鼻血を噴射させた。(我ながら単純なり)

神門「こ・・・釛ッ。鼻血大量生産よりかは、鼻血大量噴射のほうがしっくりくるyッべるしぇぃどぉぉッッ!!」

釛「神門!もう何も話さないでいいから!大変、神門の血が無くなっちゃう」

神門「人間簡単には血は無くならないさぁー・・・」


< 40 / 328 >

この作品をシェア

pagetop