大江戸妖怪物語


フリーどころか、付き合ったこともねぇよ!
意外とこういう質問は男性のプライドを傷つけます。

全国の良い女子の皆さん、真似はしないように。

神門「ま、まぁ・・・今“は”フリーだけど・・・」

僕は“は”にやたら強めにアクセントを置いた。実は付きあったことがないなんて口が裂けても言えない。


そして僕はお茶を飲む。

釛「そっか。女経験0なんだ」

神門「んぶううッッ!」

僕は勢いよく鼻からお茶を噴射した。

神門「うぁ、うぁれうぁあった!?(な、なぜわかった!?)」

釛「目が泳いでたから」

釛は僕を心配することもなく(なぜ?)自分のお茶を一口啜った。

神門「泳いでたか!?」

釛「うん。スイミング教室さながらに」

神門「スイミング教室!?僕の目はクロールや平泳ぎしてるのか!?」

釛「クロールや平泳ぎじゃないわよ」

釛は手に持っていた湯呑みを置いた。

釛「バタフライよ」

神門「なぜ高度な水泳技を眼球ができるんだ!?」

釛「せめて背泳ぎかしらね」

神門「それは眼球が180度回転するということか!?気持ち悪っ!!」
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