大江戸妖怪物語
神門「デッ・・・」
僕はその言葉に赤面した。
釛「あれ?違ったかしら?」
神門「いつ付き合うことになったの?!それと、いつ僕が釛に告白したのッ!?そして釛も僕にいつ告白したのッ?!」
釛「そう、だったら・・・」
そう言った途端、僕の右手首を釛は掴んだ。
神門「痛ッ・・・」
釛は僕の手首を潰さんばかりに握ってきた。
これが・・・女の力かよッ・・・?!?!
そして人気のない裏路地へ連れてかれた。
拘束から解放された手を見ると、赤い痕が残っていた。
釛「付き合ってみる?」
気づくと僕は壁に追い込まれていた。
や・・・やべぇ・・・
ふ、普通、男がこういうことするんじゃないのか?
僕は意外にMだったのか?!
釛「ねぇ」
冷たい声で語りかけてくる釛。
釛「付き合いましょうよ」
釛は右の口角を上げた。
僕は脳内で色々勘案してみる。
釛「聞いてるの?」
これは人生の岐路だ。
且つ、不可避の事態だ。
神門「釛ー?冗談やめろよ?僕本気にしちゃうから」
戯けた口調で話す。
釛はきっとふざけて言っているのだろう。
しかし僕らを取り巻く状況は切迫してきた。