大江戸妖怪物語
神門「・・・はぁ」
僕は褒められても気が晴れなかった。
こういった会話が交わされた後に、あのお得意さんは亡くなってしまった。
ある種、トラウマだ。
もしかしたら、あの武士の人も襲われるんじゃ・・・、という縁起でもない妄想が広がってしまう。
神門「釛に・・・告白の返事返したほうがいいのかな・・・」
うーむ、と僕は考え込む。
神門「釛の家知らないから、釛から来てくれないと困るんだよな・・・」
僕は黙り込み、じっくりと考えた。
そして考えこんでいる最中に、お客さんが来た。
どうやら注文をしにきたらしい。
僕はお客さんの注文品をメモ書きし、お客さんを見送った。