大江戸妖怪物語
母「神門ー?お友達よー」
母さんが僕を呼んだ。
母「えーっと、お金ちゃんが来てるわよー」
・・・僕に硬貨の友人はいないはずだが。
母「間違えた。釛ちゃんよー」
神門「間違えすぎだ!」
僕は刀制作を一旦中止して、玄関へと向かった。
釛「やっほー♪」
釛は今までと変わらない感じで僕に話しかけてきた。
僕は少し安堵した。
僕と釛は、軽い話しを僕の家の近くの橋に向かった。
釛「神門ー…、ごめんね」
釛はさっきまでとは打って変わって、悲しい表情になった。
釛「私になんかに告白されて、迷惑だよね。私、神門が刀作ってる時見てたの。やっぱり私に告白されたせいで動揺があるな、って思った。艱難な顔をしてた」
僕は図星だ。いや、やっぱりそう見えてたのか・・・。他人から見ててもそうなら、僕は情けない。
釛「でも、神門のことを好きっていう気持ちは抑え切る自信は無い。覚えておくこと!」