大江戸妖怪物語
釛はいつもの笑みで、僕の方を向いた。
釛「あの、甘深楽の人のことが好きなの?」
神門「んぶぅっっ!!!」
僕は酷く動揺し、橋から落ちかけた。なんとか体勢を元に戻し、暫時息を整える。
神門「なぜそう思った?!」
釛「だって、仲よさ気に話していたんだもの。自分でいうのもあれだけど、私、嫉妬深いかも」
嫉妬深い“かも”ではなく嫉妬深いです!!
釛「私って、サイテー…」
釛は橋のてすりの部分に手をかけ、溜息をついた。
アズ姐に対する想いは、恋なのか否か。恋をしたことのない僕になんか、わかるわけがない、
神門「釛は最低なんかじゃないって。悪いのは僕だよ。ウジウジしてる僕が悪い」
釛は僕を見上げる。
その時だった。
?「きゃあああああああああ!!!!!!」