俺はホモじゃねぇ

「こんな所辞めてやる!!」



食器を片付ける事もなく、俺は静まり返った食堂を後にした。


何なんだよ!!
喧嘩ばっかり売りやがって!!


チビもこたチャンも…
目が合うけどそのまま席から動かないし。

つーか、こたチャンに関しては、
目まで逸らしやがった!!


もう、
同室の好もないって?!

ふざけんな。

この薄情者。



ユッキー
「モッちゃん!!何もそこまで…。」


チャラ先輩
「モッちゃん、席つけ!!」


テンちゃん先輩
「モッちゃん、ただの噂なんだから気にする事ないよ。」



ユッキーだって、男好きになるんだろ?!
俺の気持ちなんかわかんねーよ!!

チャラ先輩、全てはあんたが元凶だろ?!
死んで俺に詫びを入れろ!!

テンちゃん先輩だって、
チャラ先輩と…
完全ノーマルな俺の気持ちなんか…
わかってたまるか!!



「だから俺は…風間もチャラ先輩も大っ嫌いなんだよ!!」
< 138 / 235 >

この作品をシェア

pagetop