俺はホモじゃねぇ

お前、何言ってんの?!
って事は、あいつ完全にホモで
そんなあいつにサポート役頼まれたら、おれ…断れないんでしょ?!

ホモで、しかも自分を好きだって言ってる奴とルームシェア?!



出来るか!!



キモいわ!!
余計きもいわ!!



「もう、やめて下さい。」



俺はそう言って、カバンに貴重品だけ詰め込んだ。

他のものは急ぐものでもないから、退学が受理されてからでもいいや。



ユッキー
「それ、どうするの?!」


チビ
「てか、学校は?!モッちゃん、どこ行く気?!」



「俺、学校辞めるし。もう実家に帰る。」



ユッキーやチビを押しのけると、チャラ先輩に腕を掴まれた。
思いっきり睨んでやったけど…

ガキの抵抗くらいの威力しかない。

チャラ先輩は鼻で笑った。



チャラ先輩
「全然迫力ねーけど?!可愛い顔にしか見えねぇ。」



ムカつく!!
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