好きで、好きで、好きで、私が私じゃ、無くなる。〔完〕
和希は何も言い返さずに、レジのほうに向かった。


彼は、淳と比べると背は低いし、ぼさぼさの髪に少し無精ひげを生やしていて


はっきり言ってダサい。


でも、なぜだか、また会えたことが

よく分からないけど、嬉しかった。


「もう出よう。学校に遅れる」

「あ、じゃあ私、このお茶だけ買ってくる」
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