好きで、好きで、好きで、私が私じゃ、無くなる。〔完〕
「えっ……」
「相手の目を怪我させたの。傷害ナントカって罪で相手の親に訴えられて少年院。でもわざとじゃないし、すぐに出られたみたいだけど」
「相手って誰なの?」
美紀はもうすでに見えなくなったはずの飛行機のほうを、まだ静かに見ていた。
きっと美紀の忘れたい記憶を無理やりたどらせてる。
でも、知りたい。
「淳のお兄ちゃんだよ」
「!!!」
「和くんだけが悪いんじゃないかもしれない…だけど、和くんがいなければって、何度も何度もそう思ったわ」
「相手の目を怪我させたの。傷害ナントカって罪で相手の親に訴えられて少年院。でもわざとじゃないし、すぐに出られたみたいだけど」
「相手って誰なの?」
美紀はもうすでに見えなくなったはずの飛行機のほうを、まだ静かに見ていた。
きっと美紀の忘れたい記憶を無理やりたどらせてる。
でも、知りたい。
「淳のお兄ちゃんだよ」
「!!!」
「和くんだけが悪いんじゃないかもしれない…だけど、和くんがいなければって、何度も何度もそう思ったわ」