キミ色季節。【完】



―――――






そして、三送会前日




春休みだから
全く練習に来てなかった桃音たちが、練習に顔を出した。








そうしたら、ほら。




感じるのは“孤独”








「あ、ねぇ明日じゃーん?」


 ・・・
「麗さんとの賭けね~!」


「受かったかな?」



「落ちてたらうちらの勝ちだね~」




「あははっ」









わざわざ
目線をおくらなくても
“麗さん”を強調しなくても
聞こえてるよ。




声大きいんだから。






“賭けって何?”
そう思わせたいんでしょ?








麗さんは西高受かったんだよ。



M高落ちて、



でも高校生なんだよ。






桃音たちは知らないんだ…。







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