キミ色季節。【完】
「ん゛ーっ!」
苦しくなって
麗さんの胸を叩くと
唇をゆっくりとはなした。
「はぁ…」
「はじめて…?」
あたしは頷いた。
「俺も…」
「ん…」
これがあたしの
ファーストキスだった。
「また次、火曜日に来るから…」
きっともう
麗さんをちゃんと好きだったよ…
幸せすぎて忘れてた。
伝えたいことは
伝えたい時に伝えないと
後から後悔しても
遅いんだって、
大切なものは
失ってから気付く、と
誰かが
言っていたような…。