キミ色季節。【完】
「邪魔、邪魔ぁ~」
「な゛っ?あ!先に電車乗った!」
「熊倉と拓海って仲いいよね~」
「よくない!もーっ…」
ドクンッ
え…?
ドアの閉まる直前に
乗り込んできたのは麗さんで。
動揺しながら
あたしは見なかったことにした。
「拓海のクラスは文化祭何やんの?」
「文化祭?いつだっけ?」
「は…知らないの?9月3日だよ」
「あー…俺、大会」
「え゛」
じゃあ
拓海のコスプレとか
見れないんだ…
「なんかラグビーとかバドとかサッカーとか陸上もいないみたいだよ?」
付け足すように
里奈が言った。
「な、なんで!?そんなん、ほとんどいないようなもん…」