キミ色季節。【完】



「邪魔、邪魔ぁ~」



「な゛っ?あ!先に電車乗った!」




「熊倉と拓海って仲いいよね~」



「よくない!もーっ…」





ドクンッ

え…?




ドアの閉まる直前に
乗り込んできたのは麗さんで。





動揺しながら



あたしは見なかったことにした。




「拓海のクラスは文化祭何やんの?」


「文化祭?いつだっけ?」



「は…知らないの?9月3日だよ」



「あー…俺、大会」


「え゛」




じゃあ
拓海のコスプレとか
見れないんだ…


「なんかラグビーとかバドとかサッカーとか陸上もいないみたいだよ?」



付け足すように
里奈が言った。




「な、なんで!?そんなん、ほとんどいないようなもん…」





< 233 / 337 >

この作品をシェア

pagetop