キミ色季節。【完】






「先生………」





「考えはまとまったのか?」




パソコンから
目を離さずに淡々と話す先生が怖かった。





「あの…すいませんでした」

「すいませんでした」

「すいませんでした」









「あの5人はどうした?」




「今、山さんが呼び出してます。」




「呼び出し?…話はあいつらが来てからだ。」





「…」





「…あいつらが来て、これからどうするのか考えがまとまったら来い。」





「はい…」




「失礼しました…」






ガララ………





「………はぁ…」






「…どうする?」




「どうするも何も…1回体育館戻ろうよ…」


「そだな…」






体育館では1年生たちが
ステージの上の端に
集まって静かに
座っていた。





「…杏香さん…」





「ごめんね、こんな先輩で…山さんどこにいるかわかる?」



「いえ、そんなこと…!山さんなら玄関で電話してます」



「ありがとう」




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