キミ色季節。【完】





ーーーーーー



「杏香っっっ!!」




「わぁっ!?愛莉!!」





愛莉が急に後ろから
とびついてきた。




「もーっやっとこの時がきたっ!!!!!」





「こ、この時って…?汗」




「ほら、あっち行くよ!」



「うぇぇぇぇ?」






あたしは愛莉に手を引かれて
特別塔の廊下に来た。





昼休みには
誰も入ったりしない。






「ふぅー…」



「…?」



「聞くけど。」


「え?うん」




何言われるんだろう…




「昨日…おとといか…麗さんと一緒に帰った?」



ドキ…………





これも秘密なのかな…






なんて思ってたら


「…誰かに見られた?」




「え…」





愛莉は黙ったあたしから
悟ったのか質問を続けた。

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