キミ色季節。【完】
「やけに緊張してんね?涼太と帰ったことくらいあるでしょ?」
「…ない」
「嘘。あるでしょ」
「ないってばーっ!付き合ってたかも正直よくわかんないし…」
「じゃあ、これもはじめて?」
冷たい左手に
暖かい感覚…
「ん?」
あたしを見て
意地悪くにやっと笑う麗さんが…
『かっこいいな…もう…』
あたしの体温は
外の気温とは反対に
上がっていくばかりで…。
幸せは
長くは続かないということ、
忘れてた…