穢れなき雪の下で
だから、逃げた。


ミユが、「大好きだった先輩と別れた穴を埋めるために手近な誰かを探していた」ときに。

――彼女になんて興味はないと、嘘をついて。




でも、と、今となっては思う。

あれは、失敗だったのかもしれない、と。
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