あくまで天使です。


「ってぇ!」


「鼻なんて伸びるわけないでしょうがっ!何よあんた!せっかく褒めてくれてたのにあんたの言葉でパーよ!つーかガク!あんたさっきのお世辞だったの!?なにまじで鼻押えてんのよ!」


「そっそんなことはありやせんよ姉貴!姉貴はいい女………っす!」


「その3拍の間は何よ!」


「あぁぁ!落ち着いてほしいっす!おさん方!」


ギャーギャーと混乱状態になっているひと固まりを、ソウはじっと眺めていた。


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