あくまで天使です。


やっとコンビニに入店すると、若干迷惑そうな顔で店員に見られた。


あれだけ騒いでいたのだから当然っちゃあ当然なんだけどね。


もうこのコンビニに来れないなぁ。


なぜか一緒に入店してきた不良3人衆は、べリアルを連れて酒コーナーへ移動している。


「兄貴!このチューハイ超うめぇんですぜ!」


「馬鹿野郎!兄貴にそんなチューハイなんて子供っぽいの勧めるんじゃねえよ」


「あんだとソウ!?てめっチューハイなめてらこぇぞ!今時はピーチやグレープなどの多種の味があってジュースみてぇなもんなんだ!だけど未成年は飲んじゃだめだぜ!」


「誰に言ってんだてめぇは!」


「この世の未成年者にだバカヤロー!」


「俺らも未成年だボケっ!」


「じゃあやめようぜ。子供のジュースにしよう!」


「………勝手にしろ」

< 110 / 625 >

この作品をシェア

pagetop