あくまで天使です。


ぴきっとべリアルの額に青筋が走った。


そこで一人の女子が私に気づき、「あっ」という表情になった。


「はっ葉木さんだよ!」


「先生と食べに来たのかな?」


はい?どういう意味?


その一言に周りの女子たちもどきまぎしながら視線を宙に泳がせた。


たばこを吸っていて親に見つかった時の反応とよく似ている。


< 398 / 625 >

この作品をシェア

pagetop