魔王と王女の物語
うっとりした瞳でラスから見つめられて鼻高々の魔王はラスのお尻を撫でながらふんぞり返っていた。
「ずーっとその姿で居てほしいな」
「やだね。ほら膝から降りろよ、元に戻すからさ」
「じゃあ…またいつかやってね?」
――しばらくすると馬車が止まり、リロイが白馬を翻して騎乗したまま窓を覗き込んできた。
「この辺が一番開けてるからここで野営しよう。影、絨毯を出せ」
「はあ?俺に命令すんなよ。お前マジでぶっ飛ばすぞ」
「コー、喧嘩は駄目」
真っ黒に戻ったコハクがラスと手を繋いで馬車から降りると大きく伸びをした。
「じゃー今日は俺特製のスープを作ってやろう。キノコ類が必要だな」
「私も手伝う」
「色の派手なやつはやめとけよ。チビは小僧たちと3人で行動しろ」
「うん、わかった」
絨毯を出し、リロイが枯れ枝などを集めて来てコハクが火をつけると、いそいそと森の奥へ消えて行き、
宝探しのような気分になったラスはドレスの裾を太股辺りまで捲り上げてリボン結びにするとリロイから顔を赤くされた。
「ら、ラス…その格好はちょっと…」
「え?だって動きにくいんだもん」
少女の白い太股はほっそりしていたが、リロイの視線を釘付けにするには十分な威力。
…ティアラは、そんなことはできない。
白魔法の使い手として、男に肌など絶対に見せることはできない。
「ティアラ、これとかどうかな?」
「ラス…その色はやめておいた方がいいわ。こっちとかどう?」
気が付いたらキノコ選びに夢中になっていて、リロイが2人の警戒にあたる。
20分ほどして合流場所に戻ると、すでにコハクが戻ってきていて、ナイフでキノコを切り刻んでいた。
「コー、沢山採って来たよ!」
「ご苦労さん。……てか…ほとんど毒キノコじゃねえか。じゃあそれは小僧に食わせっか」
「ふざけるな、そんなの食べないからな」
当たり前のようにラスがコハクの隣に座っててきぱきと鍋にキノコを投下するのをじっと見ている。
「美味しそうだね!」
「料理もできるんだぜ。俺ってサイコーだろ?」
自画絶賛。
「ずーっとその姿で居てほしいな」
「やだね。ほら膝から降りろよ、元に戻すからさ」
「じゃあ…またいつかやってね?」
――しばらくすると馬車が止まり、リロイが白馬を翻して騎乗したまま窓を覗き込んできた。
「この辺が一番開けてるからここで野営しよう。影、絨毯を出せ」
「はあ?俺に命令すんなよ。お前マジでぶっ飛ばすぞ」
「コー、喧嘩は駄目」
真っ黒に戻ったコハクがラスと手を繋いで馬車から降りると大きく伸びをした。
「じゃー今日は俺特製のスープを作ってやろう。キノコ類が必要だな」
「私も手伝う」
「色の派手なやつはやめとけよ。チビは小僧たちと3人で行動しろ」
「うん、わかった」
絨毯を出し、リロイが枯れ枝などを集めて来てコハクが火をつけると、いそいそと森の奥へ消えて行き、
宝探しのような気分になったラスはドレスの裾を太股辺りまで捲り上げてリボン結びにするとリロイから顔を赤くされた。
「ら、ラス…その格好はちょっと…」
「え?だって動きにくいんだもん」
少女の白い太股はほっそりしていたが、リロイの視線を釘付けにするには十分な威力。
…ティアラは、そんなことはできない。
白魔法の使い手として、男に肌など絶対に見せることはできない。
「ティアラ、これとかどうかな?」
「ラス…その色はやめておいた方がいいわ。こっちとかどう?」
気が付いたらキノコ選びに夢中になっていて、リロイが2人の警戒にあたる。
20分ほどして合流場所に戻ると、すでにコハクが戻ってきていて、ナイフでキノコを切り刻んでいた。
「コー、沢山採って来たよ!」
「ご苦労さん。……てか…ほとんど毒キノコじゃねえか。じゃあそれは小僧に食わせっか」
「ふざけるな、そんなの食べないからな」
当たり前のようにラスがコハクの隣に座っててきぱきと鍋にキノコを投下するのをじっと見ている。
「美味しそうだね!」
「料理もできるんだぜ。俺ってサイコーだろ?」
自画絶賛。