天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅢ
尻の辺りで揺れるのは二股になった長い尾。

ユラユラと猫特有の気まぐれさを感じさせながら、その巨大な猫…猫又は鋭い眼でアリスカを睨む。

身を低くして、今にも飛び掛かりそうな姿勢。

…自分の愛銃が、これほど頼りなく思えるのも珍しかった。

こんな大きな化け物に、銃弾など効くのか?

それでも今はドラグノフと、自分の射撃技術を信じるしかない。

先手必勝!

迷わずトリガーを引いたアリスカ!

しかしその射出された弾丸を見た後でも。

「!!」

猫又はたやすく回避。

バネのような体をフルに活用し、瞬発力を生かしてアリスカに襲い掛かってくる!

「きゃあぁぁあぁあぁぁあぁっ!」

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