俺はその時、どう行動するか。
「すげ~…」


「ほんと…綺麗ですね…」


「俺こんな雪景色の中で温泉に入ったの初めてだよ」




しんと静かな雪の秘湯に俺と綾音の声が響く。


綾音を見るとパチッと目が合い俺は慌ててすぐに目を反らした。



うっかり気を抜きかけたが…俺たちは裸同士だった。


俺はなるべく綾音を見ないようにして喋る。



「あ…綾音…ごめんな…なんかその…色々と…」


「いえ…私の方こそすみませんでした…」




綾音も自分の勘違いから混浴するハメになったせいか申し訳なさそうな声をしている。



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