BLack†NOBLE


『瑠威様! やめてください!』


「ニナと一緒に相手してやろうか? 二人まとめて相手にするくらいで、ちょうどいい」


 耳元で囁き、細い顎を掴んだ。彼女が「んっ」と苦しそうな声をあげた。

 これは本性なんだよな……でも苦しめたいわけじゃない。

 苦しむほどに、滅茶苦茶に愛したいだけだ。




 彼女の平手打ちが俺の頬を熱くした。

 同時に膝蹴りが鳩尾に決まる。案外……手荒だな。けっこう強打した。



「柏原のバカーッ!!! 大嫌いよ!」


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