BLack†NOBLE

────クロードのシンプルな寝室で、防弾ガラスの分厚い窓から外を眺め、大きなベットに横になる。



 ジッとしていると子宮がポコっと小さく動いた。最近、たまにこうしてポコって小さく小さく動く時がある。


────ここにいるよって、私とクロードの赤ちゃんが、教えてくれるんだ。



『もうすぐパパがくるからね……今日は三人で寝ようね……』

 
 優しく話かけて、お腹を撫でる。


 この子が産まれてきたら、クロードはどんなパパになってくれるんだろう?


 妊娠を報せた時は、『そうか』って呟いただけだった。 "おろせ"って言われるんじゃないかって、ビクビクしながら伝えたら 『そうか』って、無表情に頷いただけだった。





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