優しい手①~戦国:石田三成~【完】
謙信と一緒に部屋に戻り、当たり前のように同じ布団に潜り込む。
一緒に寝るのは当然のことになっていて、それもやめなければと思いながら、ぎりぎりまで一緒に居たかった。
「黙り込んでどうしたの?三成がそんなに良かった?」
「えっ!?私…三成さんとはエッチしてないよ?もうしないって決めたから…」
灯篭の灯りひとつが頬杖をついて見つめてきている謙信の女のような美貌を照らし出す。
「そうなの?その割には火照りが取れていないみたいだね、妬けるなあ」
…妬いているような口調ではなかったが、なんだか途端に恥ずかしくなって起き上がると正座をしてじりじりと後ずさる。
「桃?」
「わ、私、お風呂に入って来た方がいいよね?汗かいてるし…」
逃げるように背を向けて立ち上がろうとしたが、腕を強く引かれて倒れ込んだ先は…謙信の腕の中だった。
「そのままでいいよ。良い香りがするし、ちょっと昂っちゃうけどね」
長い指が頬をなぞる。
それだけでぞくっと来て、ぎゅっと瞳を閉じると謙信はそれ以上何もしてこなかった。
「…」
「どうしたの?」
「……それだけ?」
「…何が?」
「ううん、なんでもないの」
勝手に期待してしまってさらに恥ずかしくなって背を向けると…すう、と手が伸びて来て、胸元に滑り込んできた。
「ぁ…っ」
「少し大きくなったかな?私が毎夜熱心に愛したからだね」
「謙信さ…っ」
「謙信、って呼んで。今だけでいいから」
肩を引かれて振り向かされると、大きな手は…指は繊細な動きを続けながら、優しい瞳をしていた。
「けん、しんさ…っ」
「ちゃんと呼んで」
「謙信…、謙信…!駄目…っ」
「君から誘ってきたんだよ。やめないからね」
――身体の相性は…抜群に良かった。
三成からも気絶するほど何度も愛されたことがある。
だがこの男は、別格だった。
「抱くよ」
「だ、め…っ」
締め直した帯がまた外されて、謙信が腕を抜いて上半身はだけた。
「謙信…っ!」
止められない――
一緒に寝るのは当然のことになっていて、それもやめなければと思いながら、ぎりぎりまで一緒に居たかった。
「黙り込んでどうしたの?三成がそんなに良かった?」
「えっ!?私…三成さんとはエッチしてないよ?もうしないって決めたから…」
灯篭の灯りひとつが頬杖をついて見つめてきている謙信の女のような美貌を照らし出す。
「そうなの?その割には火照りが取れていないみたいだね、妬けるなあ」
…妬いているような口調ではなかったが、なんだか途端に恥ずかしくなって起き上がると正座をしてじりじりと後ずさる。
「桃?」
「わ、私、お風呂に入って来た方がいいよね?汗かいてるし…」
逃げるように背を向けて立ち上がろうとしたが、腕を強く引かれて倒れ込んだ先は…謙信の腕の中だった。
「そのままでいいよ。良い香りがするし、ちょっと昂っちゃうけどね」
長い指が頬をなぞる。
それだけでぞくっと来て、ぎゅっと瞳を閉じると謙信はそれ以上何もしてこなかった。
「…」
「どうしたの?」
「……それだけ?」
「…何が?」
「ううん、なんでもないの」
勝手に期待してしまってさらに恥ずかしくなって背を向けると…すう、と手が伸びて来て、胸元に滑り込んできた。
「ぁ…っ」
「少し大きくなったかな?私が毎夜熱心に愛したからだね」
「謙信さ…っ」
「謙信、って呼んで。今だけでいいから」
肩を引かれて振り向かされると、大きな手は…指は繊細な動きを続けながら、優しい瞳をしていた。
「けん、しんさ…っ」
「ちゃんと呼んで」
「謙信…、謙信…!駄目…っ」
「君から誘ってきたんだよ。やめないからね」
――身体の相性は…抜群に良かった。
三成からも気絶するほど何度も愛されたことがある。
だがこの男は、別格だった。
「抱くよ」
「だ、め…っ」
締め直した帯がまた外されて、謙信が腕を抜いて上半身はだけた。
「謙信…っ!」
止められない――