レンアイゲーム
「あたし、そんなジンクスしらないし!てか、くれたの女子かと思ってたし!」
「……ほら、メガネ君。本人がこう言ってるんだよ」
メガネ君の震えは大きくなる。
「俺も飯島も、ストーカーがお前だってこと分かってる。警察にだって通報出来るよ」
“警察”と聞いて、メガネ君の身体がビクッと反応した。
「それが嫌なら、飯島に謝れ。二度とストーカーなんてするな」
メガネ君は動かない。
「…あ、そ。じゃ、警察に電話しちゃお~」
俺はケータイを取り出すと、番号を押した。
プルルルルっという呼び出し音が聴こえる。
「うっ……うわああああああっ!」
突然。
メガネ君は頭を抱えて叫ぶと、すげー速さで理科室を後にした。
それを見て、俺は呼び出し音の鳴るケータイを切る。