契約恋愛~思い出に溺れて~


「横山さーん、お電話入ってます!」


青柳君の呼び声に、私はハッとした。

いけない、いけない。

仕事の頭に戻さなくちゃ。

頬をパンパンと軽く叩いて、事務所内に戻る。


何を考えてるのよ。

そう自分に言い聞かせる。

私の好きな人はユウ。

永遠にそれは変わるはずがない。

……ないんだから。


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