契約恋愛~思い出に溺れて~


酔いと共に眠気が襲ってきて、ロウソクの火に息を吹きかけた。

一瞬で消えるそれに、魔法が解けたような錯覚に陥る。


「寝よう」


もぞもぞと紗優の隣のお布団にもぐる。


明日、紗優に怒られるかも知れない。

お酒出しっぱなし、とか、お酒臭いとか。


それでもいいや。

今日はなんだかそんな気分。

ゆらゆら揺られてるみたいで、気持ちいいんだもの。


ねぇ、ユウ。

そうでしょ?


何だか一緒に居るみたいな気持ちがするよね?

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