ほんとの“姿”



俺と遼太郎は話しながら廊下をを歩き、下駄箱に着いた。


「あ、あのっ···。」


「?」



声をかけられ振り向くと、女の子が立っていた。どこかで会ったような気がするなー···。すると女の子は胸の前で手をぎゅっと握り恥ずかしがりながら俺を見てきた。



「あのっ···ちょっとお時間いただけますか?お話があるので···。」


俺は遼太郎と女の子を交互に見て、どうしようか迷っていた。


「行ってこいよ。俺先に行ってるから。」


「そか、わりーな。」



遼太郎はそう言い、言ってしまった。女の子に目線を戻すと足元に見ていた。


「で。話って何?」



「あ、···場所変えてもいいですか···?」



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