彼女の友達 友達の彼氏
「コラ!!そこ2人うるさいぞ!!」

皆が笑ってこっちを見ていた。

もちろん…大樹も…

ってか、大爆笑だ。

ん?何か言ってる…

『バ・カ…』

あんたの方がバカでしょ!

って言ってやりたかったけど…

先生がすごい形相で睨んでる…

止めとこう。

朝のHRが終わると

舞が近づいてくる。

「二人とも仲良いんだね♪」

「そーでもないだろ」

まだ、さっきの私の発言に和哉はヘソをまげている。

「そうだよ。隣の席なだけだし。」

すると和哉は

「そんな事ゆーなよ!仲いいだろ?俺たち♪」

「二人とも仲良いんだね♪ねぇ大樹♪」

なんで大樹?

「なぁ!」

「まぁ、私と大樹の方がラブラブだけどね♪」

「え?」

和哉が

「え?お前らそうゆう関係?」

私も和哉も目が点になる。

私と、舞。

付き合いも長くて、仲も良いはずなのに。

何も知らなかった…
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