秘密の花園
「月歌ァ…一緒に船乗って!」
咄嗟に出た言葉はソレだった…
自分でも恥ずかしいくらい夢中だったから、月歌は同様していた。
目を瞑って…ギュっと月歌の肩をもつと気分がよくなる感じ…

「・・・月歌ァ」
「おま-な…俺様を誰だと…」
「月歌ァ」
「う…」
「やだよぉー」
アタシは無我夢中…何が何だか…わかんな…いぃー…

フツ

「ちょ!冥李?冥李!!!」

あたしの記憶はソコで途絶えた―――
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