Sweets Magic
 「っ・・・!」

 その笑顔に、思わず胸が高鳴る。

 雅樹くんが女子に人気な理由が分かった気がする。

 「お前なぁ、カッコつけるのはいいが1人じゃ無理だろ」

 先輩も荷物を持ち、2階まで運ぶ。

 けっこう華奢なのに力あるんだ・・。

 2人によって私の荷物はあっという間に2階の奥の部屋に運ばれた。

 「よーし、荷物運び終了~」

 「お前途中から軽めなの持ってたけどな」

 「え、バレてた?w」

 「バレバレだな」
 
 そんな2人のやりとりを見てると笑みがこぼれた。
 

 
< 16 / 21 >

この作品をシェア

pagetop