彼氏の余命を知ってる彼女。
* * *
「ん…」
気持ちよく睡眠が出来て、汗をかいてしまったので目が覚めた。
少し楽になった体を起こすと、ベットの上に顔だけを乗せて寝ているヒカルの寝顔があった。
…本当に待っていてくれたんだ。
いつもヒカルが私にしてくれているように、私もヒカルの柔らかい髪を撫でて、毛布をかけ、起こさないよう立ち上がる。
一階へ降りると、お母さんがキッチンで晩御飯を作っていた。
リビングの時計へ目を向けると、時刻は19時を廻っていた。