彼氏の余命を知ってる彼女。


…ヒカルの時計はどこだろう。


挙動不審の人物のように周りをキョロキョロ見渡してると、後ろから気配が感じた。


勢いよく振り向くとそこには、鋭い紅い瞳の男、死神が立っていた。


「…また来たのか。…また空間に亀裂が入ったのか」


無表情でボソボソと何かを呟く死神。


「…亀裂?」


その一部だけ聞こえて来た部分を疑問で返した。


    
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