ジェフティ 約束
「この文字……」
ラルフの剣には黒文字で、シェシルの剣には金色の文字で、同じところに彫られた同じ文字、同じ言葉。
『Stable will』
「古代文字だよ。意味は揺るぎない意志。お前の剣の名前はこの台座の下に小さく彫られている――Beat of peaceful――静謐(せいひつ)なる鼓動」
シェシルの指が、ラルフの剣の刀身を撫でる。
「私の剣の名は、刀身に大きく入っているから、馬鹿に目立ってしょうがないんだ。――Justice of bloody――血塗られた正義だ。最初の言葉が妙に目立つんで、私のことをジャスティスと呼ぶ連中もいる」
まったく迷惑な話だよと、自分の剣を握って、もう一面の刀身を見せた。そちら側に大きく剣の名が刻まれている。
――揺るぎない意志。
ラルフの剣には黒文字で、シェシルの剣には金色の文字で、同じところに彫られた同じ文字、同じ言葉。
『Stable will』
「古代文字だよ。意味は揺るぎない意志。お前の剣の名前はこの台座の下に小さく彫られている――Beat of peaceful――静謐(せいひつ)なる鼓動」
シェシルの指が、ラルフの剣の刀身を撫でる。
「私の剣の名は、刀身に大きく入っているから、馬鹿に目立ってしょうがないんだ。――Justice of bloody――血塗られた正義だ。最初の言葉が妙に目立つんで、私のことをジャスティスと呼ぶ連中もいる」
まったく迷惑な話だよと、自分の剣を握って、もう一面の刀身を見せた。そちら側に大きく剣の名が刻まれている。
――揺るぎない意志。