好きだ好きだ、大好きだ。

夏希君の優しさに感動する私。

「は!? なんで華はボウシなのに、私はタオルなの!?」

その隣には、ありえないイチャモンをつける亜矢ちゃん……。

あなた、いい加減にしなさいっ‼
せっかくの夏希君の善意に、なんて事を言うんだ!!

眉間にシワをよせ、亜矢ちゃんに一言物申そうとする私の前で、夏希君は亜矢ちゃんの暴言を特に気にする様子もなく、「あんた、北高の藤堂(とうどう)の彼女だろ?」と口にした。

藤堂っていうのは、晃君の苗字で……。

「そうだけど。それとこの格差に関係はあるのかい?」
「いや、そのボウシうちの学校のだし。それかぶってたら、うちの学校の応援みたいかなーと思って」
「……」
「周りに変な誤解されたら、藤堂いやな思いすんじゃねぇの?」

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