月を狩る者狩られる者
「んんぅっ!」



違うのに……。

好きでされていたわけじゃないのに。



反論の声は喉の奥に押し込められる。

朔夜のキスは更に深くなって行った。



朔夜の手は私の中の女を呼び覚まそうとしている。

私の意思なんて関係なく。



いや。

こんな無理矢理……。


こんなのいやぁ!



私は、耐えきれず泣いた。
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