月を狩る者狩られる者
腕が自然と朔夜の背に回る。
思わず、抱き返そうとしていた。
でも――。
「うっぐぅ……」
突然朔夜がうめき声を上げて私を離した。
見ると、倒れていた男が朔夜を羽交い締めしている。
「ノンキにイチャついてんなよ。それにその女はあの人……十六夜(いざよい)さんのモノだ。テメェは邪魔だよ!」
男はそう叫ぶと、朔夜の首筋にかぶりついた。
「ぐっ!」
こいつ、吸血鬼!?
こんな状態になって初めて気付いた。
だって吸血鬼と人間の違いなんて、普通はあまり分からない。
思わず、抱き返そうとしていた。
でも――。
「うっぐぅ……」
突然朔夜がうめき声を上げて私を離した。
見ると、倒れていた男が朔夜を羽交い締めしている。
「ノンキにイチャついてんなよ。それにその女はあの人……十六夜(いざよい)さんのモノだ。テメェは邪魔だよ!」
男はそう叫ぶと、朔夜の首筋にかぶりついた。
「ぐっ!」
こいつ、吸血鬼!?
こんな状態になって初めて気付いた。
だって吸血鬼と人間の違いなんて、普通はあまり分からない。