月を狩る者狩られる者
目蓋を閉じ、視覚をなくした私は他の感覚がさらに強まる事を知る。


こぼれ落ちそうな赤い滴を舐めとり、溢れるソコには焦らすかの様に口づけをする。

朔夜の行為は、まるで愛撫されているかのようだった。





「っ! 朔夜!?」

胸の辺りに違和感を感じて、私の頭は思考を取り戻した。


朔夜は私の声なんて聞こえていないようで、夢中で血を吸い舐め取っている。



胸、触ってるんだけど!?

 
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