月を狩る者狩られる者
朔夜は私が飲み込むまでジッと待ち、また私が口を閉ざすと手が動いた。


「んっあぁ……はぅぐっ……」



これはある意味拷問だー!


私は涙を堪え、心の中で叫んだ。


楽しそうな朔夜に憎しみに近い感情を覚える。



何でこんなやつ好きになっちゃったんだろう……。


涙ながらに私は自分の想いを認めた。

“好きになっちゃったんだ”って。


だって、こんな酷いことをされても好きなのは変わりない。


本当は止めて欲しいけど、触れられてちょっと喜んでいる自分がいる。
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