月を狩る者狩られる者
「うっ……ん」


あ、起きちゃった?

残念。


でも仕方ない、起きないと。



うっすらと開いた目蓋からアイスブルーの瞳が現れる。

まだ少し寝ぼけている様な朔夜に私は小さく笑った。


愛しいと、心から思う。



私は目を覚ました朔夜に、「おはよう」と言った……――。



 
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