月を狩る者狩られる者
イヤ……。
服の上から胸を掴まれる。
気持ち悪い……。
手が服の中に入ってきて、柔肌を撫でた。
やだぁ……朔夜ぁ!
目を閉じ、想い人の名を心で叫んだ。
でも、そんな都合良く助けに来てくれるわけがない。
私は尚も十六夜に身体を触られ続けた。
「ふっうぅ……んっ」
自分で何とかするしかない。
でも、身体を動かすことが出来ない。
もしかすると、催眠術もかけられていたのかもしれない。