月を狩る者狩られる者

「アハハハハ! でも大丈夫だよ」

途端に猫撫で声になる。


「すぐに僕のものにしてあげるから!」



相変わらず……狂ってる……。



「とにかくついて来なよ。僕はここで決着つけてもいいけど、そっちは困るだろう?」

先ほどとは打って変わって、落ち着いた声音になる十六夜。


明らかに別の場所に罠でもはってそうだ。

でも私達はついて行くしかない。

一般人を巻き込むわけにはいかないから。


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