月を狩る者狩られる者
「これは……?」
そのグラスを置いた佐久間さんに聞いた。
「血液だよ。……君、朔夜がいなくなってから一滴も飲んでいないだろう? 日に日に衰弱していくように見える」
佐久間さんの言う通りだった。
いつも朔夜に口移しで飲ませてもらっていたのもあって、朔夜がいなくなってから一口として飲んでいない。
「朔夜を探すにしたって、体力がないと話にならないだろう? ……飲むんだ」
「そう……ですよね」
私は力なく返事をして、グラスを持ち口をつけた。
そのグラスを置いた佐久間さんに聞いた。
「血液だよ。……君、朔夜がいなくなってから一滴も飲んでいないだろう? 日に日に衰弱していくように見える」
佐久間さんの言う通りだった。
いつも朔夜に口移しで飲ませてもらっていたのもあって、朔夜がいなくなってから一口として飲んでいない。
「朔夜を探すにしたって、体力がないと話にならないだろう? ……飲むんだ」
「そう……ですよね」
私は力なく返事をして、グラスを持ち口をつけた。