月を狩る者狩られる者
「えっと……本当に?」
『本当だ』
ツクヨミが僅かに口を動かし、そこから朔夜の声が聞こえる。
気のせいじゃない。
夢でもない。
確かに現実に朔夜の声が聞こえている。
ただし、ツクヨミから。
「でも何でツクヨミから……?」
『ツクヨミと言う名と俺の名は共通するだろう?』
と朔夜が説明を始めた。
確かにツクヨミは朔夜の名前と同じ意味を持つ。
私がそう考えて名をつけたんだ。
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